未来をデザインし、「自分らしい最高の人生」を拓く。〜「プレコンセプションケア」特別授業〜
先日、旅行学科と韓国語学科の学生を対象に、自らの人生をデザインするための「プレコンセプションケア(プレコン)」の特別授業が開催されました。

プレコンセプションケアとは?
「プレコン」とは、将来の妊娠を考える前からのセルフケアを意味します。しかし、それは単に妊娠や出産のためだけではありません。性別に関わらず、「自分自身の未来をデザインし、健康でいるために、今から自分の身体と向き合う」という、すべての人にとって大切な考え方です。
今回の授業では、福岡市で性教育の第一人者として活躍され、助産師で、福岡市プレコンセプションケアセンター所長の上野先生をお招きし、これからの人生設計(ライフプラン)について学びました。
「知る」だけじゃない。「体験する」学び
授業では、まず自分のBMI(体格指数)を計算し、現在の健康状態を客観的に知ることからスタート。
先生からは、
・バランスの取れた栄養や睡眠、朝食の重要性
・子宮頸がんワクチンをはじめとする予防接種の意義
など、「なんとなく知っている」ことを「正しく理解する」ための、具体的なお話がありました。
その後、学生たちは妊婦体験ジャケットを着用し、その重さや動きにくさを実感したり、乳幼児の人形を実際に抱っこしたりしながら、将来のライフイベントをより身近なものとして学びました。
これらは、自分自身はもちろん、将来のパートナーや家族を守ることにもつながる大切な知識と経験です。

授業はディスカッション形式で
講義では、学生たちによるグループワークも行われました。
「自分の人生で大切にしたいことは?」「将来、どんなイベントを思い描く?」といったテーマで、それぞれの価値観を共有しました。

最初は少し緊張していた学生たちも、話し合いを通じて、「健康」「仕事」「パートナーシップ」「結婚」など、自分の将来を真剣に、そして具体的に考えるきっかけとなったようです。
参加した学生からは、「カップラーメンやコンビニ弁当が多いので食生活を見直します」や「妊婦体験ジャケットを着用して、こんなに体に負担がかかるとは思わなかった」などの感想が聞かれました。
授業にご協力いただきました、福岡市プレコンセプションケアセンター様(受託運営:株式会社日本旅行様、コネヒト株式会社様、非常に勉強になる授業をありがとうございました。
「活躍する人材」として未来を拓くために
旅行業界や韓国語を活かすグローバルな舞台では、多様な価値観に触れることになります。その第一歩として、まずは自分自身の人生プランをしっかりと考え、健康を管理する基盤(土台)を持つことが、自らの「素晴らしい人生」を拓くことにつながります。
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